公開レッスン

第3回 三浦謙司 ピアノ公開レッスン&公開講座

終了いたしました


日時:2024年3月10日(日)  12:00~

会場里夢

 

「タランテッラ」ヴェネツィアとナポリ S.162 第3曲(巡礼の年 第2年補遺)/リスト

受講生:高田 和の香

この度は、貴重な機会を与えていただき、誠にありがとうございました。素晴しい経験をさせていただき、本当に光栄に思います。三浦先生のレッスンは、明確で分かり易く、とても勉強になりました。三浦先生に弾いていただけることで、より深く理解することが出来、先生の音色に感激いたしました。この素晴しい経験を活かせるよう、これからも努力いたします。心から感謝申し上げます。

 

 

「ピアノソナタ第1番 第1楽章」/カール・ヴァイン

受講生:北野 由佳子

今回受講させていただき、三浦先生のバイタリティ溢れる音色に感激いたしました。レッスンではお手本を弾いて下さったり、理論的に解説して下さるのでとても分かり易く、この曲を更に追究することが出来ました。貴重なお時間をいただきまして有難うございました。

 

 

公開講座

「ルーマニア民俗舞曲」/バルトーク

「月の光」/ドビュッシー

バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」について、第1曲から第6曲までのそれぞれの曲についてのイメージを、具体的に詳しく説明していただきました。「民俗舞曲を一括りにしてはいけない」とおっしゃり、使われている楽器、踊っている人数、場所や場面、年齢性別など、曲によって様々であることがよく分かりました。そして、三浦先生の演奏はそのイメージどおりで、第6曲のフィナーレは高揚感あふれる演奏で締めくくられました。


ドビュッシーの「月の光」は聞き慣れた曲で色んな人が弾いているため 耳で覚えてしまい 楽譜を疎かにするきらいがあり、しっかり楽譜を見ることが一番大切なことと、おっしゃられました。最後に、三浦先生の「月の光」を演奏してくださいましたが、pからpp、pppへの音色の美しさに酔いしれ、会場の皆さんのため息も聴こえるようでした。

 

 


第2回 三浦謙司 ピアノ公開レッスン&ミニコンサート

終了いたしました

日時:2023年 10月2日(月)

会場:里夢

「バラード第3番」/ ショパン

受講生:荒井菜々香

10月2日、三浦先生の公開レッスンを受講しました。最初はすごく緊張したので手が震えて上手く弾けませんでしたが、三浦先生が優しく教えてくださったおかげでどんどん緊張もほぐれました。私がどう表現すればいいか悩んでいたところをショパンの特徴などを踏まえて教えてくださり、とてもわかりやすかったです。これからは教わったことを思い出しながら練習に励んでいきたいと思います。三浦先生、関係者の皆様、素敵な機会をありがとうございました。

 

ソナタ第17番「テンペスト」第1楽章・第3楽章 / ベートーヴェン

受講生:高田瞳

60分があっという間に感じられるほど、三浦先生のレッスンは楽しく濃い時間でした。明確で丁寧なご指導と、疑問に思うことを質問した際も気さくでお優しい対応で、私は伸び伸びと受講することができました。先生と音楽についてお話すると、知らなかったことや今まで考えた事もなかったことがたくさんあって、新しい発見の連続でした。自分の中の音楽の世界が広がったように思います。先生の音を間近で聴き、教えていただけたことに、心より感謝いたします。

 

「水の戯れ」/ ラヴェル

受講生:古山梨衣

今回三浦先生の公開レッスンを受講させて頂き、とても学びの多い時間となりました。テクニック面や音楽的な作り方など、細部までとても丁寧にご指導頂き、今の自分に足りていない部分を明確にする事が出来ました。また、実際に間近で三浦先生の素晴らしい演奏を拝聴しながらアドバイスを頂けるという事も、とても贅沢な時間だったと感じています。今回ご指導頂いた事を活かして、今後の演奏に役立てて行きたいです。貴重な機会を頂きとても感謝しています。                 

 

公開レッスン後の「ミニコンサート」では、ドビュッシー、バルトーク、ガーシュインの作品をご披露下さいました。

前日、兵庫県立芸術文化センター大ホールで行われたリサイタルでの感動が蘇り、二日連続で三浦謙司先生の素晴しいピアノを聴かせていただける幸せに浸ることが出来ました。

三浦先生、今回もお忙しいコンサートスケジュールの合間での公開レッスン、長時間本当にありがとうございました。

 

 


第1回 三浦謙司 ピアノ公開レッスン

終了いたしました


日時 : 2022年11月21日(月)

会場:里夢 

 

三浦謙司プロフィール 

2019年11月、アルゲリッチが審査員長を勤めたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールで優勝及び3つの特別賞を獲得。これまで第4回マンハッタン国際音楽コンクール金賞受賞、第1回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール優勝、2017年スタインウェイコンクールベルリン第1位、第9回浜松国際ピアノコンクールで奨励賞及びAAF賞を受賞。 1993年神戸で生まれ、4歳から自分の意思でピアノを始める。2014年よりベルリンハンス・アイスラー音楽大学で学ぶ。

 

リスト/ ラ・カンパネラ  

ベートーヴェン/ 「月光」第三楽章

受講生:布施幸代

ショパン/ ノクターン遺作嬰ハ短調  

シューマン/ 幻想小曲集より「飛翔」

受講生:山下佳織

リスト/ 巡礼の年第2年補遺ヴェネツィアとナポリより「タランテラ」

受講生:隅まどか

 

三浦謙司先生は、11月18日~20日兵庫県立芸術文化センターで「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番」の三日間の公演を終え、翌日にお越し下さいました。
満席に近い公開レッスン会場内は その公演を聴かれた方も多く、まだコンサートの余韻冷めやらず、、といった感じが漂っていました。
レッスンは、三名の受講者が一時間ずつレッスンを受けました。
レッスン内容は、「曲の構造によるテンポの一定が大切な理由、テンポルバートのかけ方、強弱のつけ方、時代によるフォルテの違い」といった基本的なことから、「右手小指のメロディーを出す時の肘の使い方や、左手を出すことによって右手の負担を減らすことが出来る」等の具体的な対処法。ショパンのノクターンでは、左手パートを三浦先生が、右手メロディーを受講生が弾き、“この左右の独立した動き” が大切だとおっしゃっていました。また、試験予定の音大生の方へは、時間の許す限りご指導くださいました。
三浦先生のご指導を受け、受講生の方の演奏がより自然に流れ出し、生き生きと変化し、また三浦先生が代わって弾かれるピアノの音の柔らかで深い音色に、なんて贅沢な時間なんだろう、と感じ入りました。
レッスン後の質疑応答におかれても、聴講生の方から活発な質問が出ましたが、その一つ一つに丁寧に応えてくださいました。
これからも、ヨーロッパをはじめ世界各地でのコンサートでお忙しいと思いますが、お身体を大切に益々ご活躍される事を心より願っております